記事は、外交部の華春瑩報道官が、日中双方の協議により楽玉成・同部副部長が10日に日本で日本の秋葉剛男外務次官と新たな日中戦略対話を行い、両国関係や共通の関心事である国際問題、地域問題について深く意見交換を行うと発表したことを紹介。
日本と韓国との関係が急速に冷え込んでいるのとは対照的に、日中関係は昨年の国交正常化40周年を契機に友好ムードが続いており、7年ぶりの日中戦略対話は現在の日中関係にとっての新たな象徴の1つと言えそうだ。
このニュースに中国のネットユーザーは「代えることのできない隣人とは、しっかり話し合いながらやっていくべきだ。もちろん、日本人は正しい歴史観を持つべきではあるが」、「ついに再び意思疎通の場が開放された。これはいいことだ」、「協力してウインウインを実現しようではないか」、「日中関係の正常化は、両国国民にとってメリットがある」など、その多くが歓迎する姿勢を示している。
また、対話断絶のきっかけとなった日本政府による尖閣諸島国有化が行われた2012年の状況と比較して「本当に隔世の感がある」との感想を残すユーザーもいた。
同時に「日中の友好は韓国がいるからこそ」、「言ってしまえば、両国で協力して韓国の半導体市場を締めあげようということだろう」、「日中が深い対話をすれば、韓国はきっと焦るだろう」など、日韓関係の冷却化を意識した声も少なからず見られた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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