7月25日に発表されたFIFAランキングによれば、日本は33位、韓国は37位、そして、中国は71位となった。中国におけるサッカー人気は高いものの、A代表は近年低迷を続けている。
中国メディアの今日頭条は7日、韓国メディアが中国サッカーをあざけっているとする記事を掲載した。

 記事によれば、一部の韓国メディアは「中国にはワールドカップ出場という夢があるが、中国代表は2002年大会を除いて本大会に出場したことがない」と指摘し、そのため中国サッカーの目線は「外国人」に向けられたと説明し、中国が外国人選手を帰化させることに躍起になっていると嘲笑したと伝えた。

 さらに同メディアは「帰化」が中国サッカーの戦略の要になっているとし、この帰化戦略には中国スーパーリーグの2013年、2014年シーズン得点王のエウケソン選手の他に、すでに帰化選手として中国代表チームに参入したニコ・イェナリス選手が含まれると説明、中国代表のマルチェロ・リッピ監督も帰化戦略を支持しているため、帰化選手はさらに増えるだろうと論じた。

 記事は、「韓国メディアの報道は明らかに嘲笑している」と反発する一方で、もし中国代表に十分な数の帰化選手が揃えば韓国代表のワールドカップ出場における大きな脅威になるだけでなく、日本などのアジアの強豪チームとの対戦で番狂わせを引き起こす可能性は大いに高まるだろうと主張した。

 韓国メディアの主張に対し、中国人ネットユーザーたちは激しく反発しているかと思いきや、記事に投稿されたコメントを見てみると最も多くの支持を集めたのは「韓国が中国サッカーを馬鹿にするのは正しい」というコメントだった。どうやら中国人ネットユーザーたちも外国人選手を帰化させ、中国代表選手として起用しようとする戦略には呆れているようで、「いっそのことフォワードからゴールキーパーまで、そして、監督からチームドクターまで、すべてを帰化した人材で固めてしまえ」というコメントもあった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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