記事は、ハロウィンの仮装大会が27日に東京のお台場で開かれたと紹介。「地味ハロウィン」と題されたこの仮装大会では、参加者が日常生活の一シーンを切り取ったさまざまな仮装を披露したと伝えた。
その中で、ある参加者が「ニュースでやっていた、柵に頭が挟まって抜けなくなった中国の女の子」を模した仮装で登場したことに言及。実際に福建省で2017年に発生した、4歳ほどの女児がマンション4階の防犯柵に頭が挟まったまま抜けなくなる事故の映像を模したものであると説明したうえで、この仮装が日本のSNSで紹介されると、「リアルだ」という評価が出る一方で「ちょっとやり過ぎではないか」という懐疑的な意見も飛び出したとしている。
この仮装について、一部の中国のネットユーザーは「迷惑行為だ」、「確かにやり過ぎだ」、「考え方が普通ではないと思う」、「ネタにすべき内容ではない」、「命にかかわるようなトラブルを茶化すのはよくない」といった批判的なコメントを残した。
一方で「ちょっと呆れるが、まあ気にはしない」、「当事者が気にしないのであれば、われわれがとやかく言う必要もないだろう」、「別にいいではないか」、「実にアイデアに満ちていると思うが」、「大事に至らなかった事故だし、まあいいのでは」など、理解を示すユーザーも少なからず見られた。
その是非については見方が分かれているようだが、少なくとも日本でも中国でもちょっとした議論を呼び起こす「問題作」だったことは間違いなさそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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