中国メディアの今日頭条はこのほど、日本では各地のごみ集積所で「現金」が見つかるケースが多発していると伝えつつ、「なぜ日本ではごみの中からお金が見つかるのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。
記事は、現在の中国はモバイル決済が普及し、人びとは現金をほとんど所持しなくなっため、「現金を落としたり、拾ったりすることはほとんどなくなった」と紹介。一方、日本はまだ中国ほどモバイル決済が普及していないためか、現金を失くしたり、拾ったりすることは多いようだと指摘しつつ、ごみ集積所から多額の現金が見つかる事例も多発しており、なかには2000万円もの現金が見つかったケースもあると論じた。
続けて、「2000万円も現金を拾ったら、一夜にしてお金持ちになった気分であろう」と主張しつつ、「日本で現金がごみとして捨てられる背後には、高齢化という問題が存在している」と指摘。日本人は中国人ほど投資に積極的でなく、家のタンスなどの中に現金を置いておく高齢者は少なくないと紹介する一方で、どこに現金を置いていたか忘れてしまい、そのままごみとして捨ててしまうケースが多いようだと伝え、日本でごみの中からお金が見つかるのは高齢化も関係していたと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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