中国メディア・東方網は22日、「日本人はどうしてわれわれよりも10年長く生きられるのか」とする記事を掲載した。

 記事は、日本人の平均寿命が中国人に比べて10年長いと紹介したうえで、長生きをするために実行すべき生活習慣を6点紹介している。
まず1点めは、毎日起床時にはゆっくりと起き上がることとし「特に心臓疾患、高血圧の人は、目が覚めたらすぐに起き上がることなく、伸びなどをして血液の流れを良くしてから静かに起き上がるべき」と伝えている。

 2点めは、毎日20分ほど昼寝をすることだ。生活リズムが速い今の時代において十分な体力と気力を保つには質の高い休憩が必要だとしたうえで、午後の生活をより充実したものにするため、食後に20分ほど昼寝をするといいと紹介。一方で、昼寝の時間が長すぎると夜の睡眠に影響が及ぶので注意が必要だとも忠告している。

 3点めは、1回に食べる量を減らす一方で食事の回数を増やし、栄養バランスを保つこと。健康な飲食習慣は体重のコントロールにつながり、肥満による血管疾患を防ぐことになるとした。4点めは、多く日光に当たること。骨を強くするカルシウムを獲得する有効な方法の一つが日光を浴びることだとし、強烈ではない日差しでの日光浴を勧めた。

 5点めは、良い心理状態を保つこととし、明るく楽観的であまり悩まないことが健康長寿に大いに役立つと紹介。そして、最後の6点めとして運動を習慣化することを挙げ、毎日1時間程度軽く体を動かすことで、血管などの疾病リスクを引き下げることができるとした。

 健康に問題が出始めると日常生活にさまざまな制約が生まれ、正しい生活習慣を身に着け、続けること自体が難しくなる。やはり、健康なうちに良い習慣を身に着けることが大切だ。
(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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