日本も高度経済成長の際には各地で環境破壊が進んだが、今では環境保護の重要性が広く周知され、破壊された環境もずいぶん元に戻ってきたと言えるだろう。
中国メディアの百家号はこのほど、中国には「死にそうになるくらい臭い河川」が多いというのに、日本では鯉が生息できるほどきれいな用水路もあると伝え、この差は一体なぜ生じるのかと疑問を投げかける記事を掲載した。
記事が紹介している「鯉が生息する用水路」は日本のどこでも見られる光景ではないが、長崎県や島根県、岐阜県など各地に存在するのは事実だ。一方、中国では都市部を中心に河川の汚染が深刻化しており、近づくと悪臭が鼻をつくような河川や、鮮やかな青や緑など自然環境では決してなり得ない化学的な色に染まった川などの存在は決して珍しいものではない。
記事は、たとえ鯉の生命力が強く、用水路には生活排水が流れ込んでいないとしても、清流とも言うべき川が街中を流れ、そこに大きな魚が生きているという光景は中国では見ることができないものであることを強調。日本人は環境保護に熱心で、きれい好きであり、鯉を捕まえて食べる人がいないという国民性もあるからこそ「鯉が生息する用水路」というものが存在し得るのだと強調、中国の「死にそうになるくらい臭い河川」と大きな対比があることを強調した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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