記事の作者は日本でガイドをやっているという。
日本嫌いだったこの女性は、関西を旅行した際に遭遇した2つの出来事によって、日本や日本人に対する印象を大きく変えたようだ。まずは、奈良公園に向かう道中での出来事である。記事は、道路で小さな子供がふざけ合っていると、後ろからタクシーがやって来て、ドライバーがチリンとベルを鳴らしたと紹介。殺伐としたクラクションを鳴らして道を開けるよう求めるのではなく、穏やかなベルの音で人の注意を引くという思いやりのある行動に、この女性を含めた一行は思わず笑顔になるとともに、そこはかとない感動を覚えたのだ伝えた。
2つめは、老舗の懐石料理店での出来事だ。女性と同じ年代の従業員がはきはきと仕事をこなし、お客に対して配慮の行き届いたサービスを提供する様子に、祖母は尊敬のまなざしをもって見つめていたとし、料理のおいしさ以上に、同世代の従業員による心のこもったサービスに感動したようだと紹介した。
そして、一行が中国に戻る日に空港で話をしたところ女性が「親世代の話を聞いていたので、これまでは日本のことが嫌いだった。でも今回の旅行で日本の印象が完全に変わってしまった。頭の中の日本人と、現実の日本人は全く別物で、彼らは謙虚で一生懸命仕事をしていた」と話してくれ、特に料亭で見た高齢の従業員について「年をとっても自分の価値を見出そうとする姿勢に大いに賛同した」と語ったことを伝えている。
記事は、このエピソードについて「祖母と孫を見送ると、心が温まった感じがした。旅の中で嫌いだったものを賞賛するまでになるという、大きな変化に立ち会わせてもらったからだ。
新型コロナウイルスの感染拡大で日本を訪れる中国人観光客の足は途絶えてしまった。収束後、再びこのような心温まるエピソードが数多く生まれることを願いたい。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
日本人が小さな自動車を好むのは、土地が狭いからだけではなかった=中国メディア
「ジャパン」を小文字で書くと漆だが、「シャンハイ」を小文字で書くととんでもない意味になる!
日本で自動車に乗ってみて、「これはすごい」と感じた装備=中国メディア
黙々と変化を続ける日本を、甘く見てはいけない=中国メディア
日本の半導体業界が米国から受けた「仕打ち」が、ファーウェイの教訓になっている=中国メディア