記事は、日韓が空母を配備しようとしている主な理由として「中国の台頭」であると主張している。中国では現在、「遼寧」と「山東」という2隻の空母が就役しており、さらにもう1隻を建造中であるほか、数隻の強襲揚陸艦も建造中だと指摘し、こうした状況が日韓にとっては大きな脅威となっていることを指摘した。
続けて、日本は21世紀初頭までは海上戦力で優位性を保っていたものの、中国海軍の台頭で今では劣勢となっていることを悟ったはずだと分析。そのうえ、尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題で緊張が高まっているため、中国の海軍力増強に対応せざるを得ないと論じた。
また韓国の場合、中韓関係はまずまずではあるものの、中国の北海艦隊が強大になっていることは好ましいことではなく、しかも北朝鮮の脅威があり、日本の空母保有に向けた歩みも韓国にとっては悪い知らせだと分析。そのため韓国も海軍力を増強する必要に迫られているとしている。
記事は、それだけ中国の海軍力が強大で日韓を圧倒していることを強調したいようだが、日中韓では海上戦力をめぐって軍拡競争が起きていると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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