それゆえ利用者は乗り遅れないよう余裕を持って駅を訪れ、駅の待合室で出発までの時間を過ごすことになる。都市部の大きな駅では毎日たくさんの利用者が出発待ちをしているが、なかには利用者が非常に少ない駅もあるようだ。中国メディアの百家号は5日、中国で「最大の失敗」と言われる高速鉄道の駅について紹介する記事を掲載した。
記事が紹介したのは安徽省合肥市にある「合肥北城駅」だ。記事によると、この駅は地元の人から「とても嫌われている」そうだが、その理由はサービスが悪いからでも高速鉄道に何か問題があるからでもなく、駅が「辺鄙な場所」にあって交通の便が非常に悪いからだという。
あまりに辺鄙な所に駅があるため、この駅で下車した乗客は「一瞬、何かの間違い」なのではないかと不安になってしまうと紹介。あまりに「さびれている」ため、「なぜこんなところに高速鉄道の駅を建設したのか」と疑問に思うのが多くの利用客の最初の反応だとしている。
そしてこの駅では「駅員の方が利用者より多いほど」で、1日の利用者は8人ほどだと紹介した。さすがにこれは極端に誇張しているようで、2018年12月には1日の平均利用者が150人に増えたとの報道も見られた。だが他の駅と比べると利用者が非常に少ないことは間違いない。
中国高速鉄道は、一部の路線を除いてその多くが赤字経営だと言われており、「合肥北城駅」に限らず需要がほとんどない場所にも多額の資金を投じて立派な駅が建設されている現状がある。インフラ建設によって経済を回そうという理由もあるのだろうが、収益性を無視した新規路線の拡大は、日本からすると理解に苦しむことではないだろうか。
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