記事は、XF9-1エンジンについて「世界が注目している」と紹介。防衛省の発表によると、2020年には高空試験を完了して必要なデータをすでに取得しており、燃焼器出口温度が1800℃にも耐えられることを確認したという。また、推力はアフターバーナーありで15トンに達したと紹介。これは米国の有名なエンジンであるF119にも引けを取らないほど優秀なデータだと伝えた。
これだけでもすでにかなり優れたエンジンだと言えるが、「日本は決してこれで満足してはいない」と紹介。
中国でも戦闘機用エンジン「渦扇15」を開発中だが、日本のXF9-1エンジンの開発スピードは非常に速く、「渦扇15」より先に実用化するかもしれないとの分析もあると記事は紹介。しかし、日本はこれまで推力5トンクラスのエンジンの研究成果しかなく、この面での経験が不足しているという欠点もあると指摘している。
とはいえ、記事は「日本はもはや実力を隠さなくなった」としており、XF9-1の開発で「日本は米国と肩を並べつつある」と評している。中国は日本に対して強い警戒心を抱いているようだ。
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