記事は、福沢諭吉が近代日本の発展過程において実に大きな役割を果たし、日本の進む道を直接的に変えた人物であると評されるほか、「日本の近代教育の父」と称されていると紹介。
そして、福沢は「1人1人が主人公として、国の発展のために自らの力を進んで差し出してこそ国が強くなる」という考え方を持っていたとし、その思想は現在でもなお有効であるとともに、日本だけでなく中国にとっても大いに参考になるものだと指摘した。
また、福沢が持っていた教育思想も中国にとっては大いに学びの対象になるとし、教育において実践は不可欠であり、実際にやらせてみることで子どもたちに学ばせる手法が最も高い効果を得るという教育方式は、知識の詰め込みに始終している現代の中国の教育に対し啓発的な意味を持っていると伝えた。
記事は、福沢が幼いころより自分の国を熱愛してきたからこそ、生涯にわたり日本の民衆を啓発、喚起し、近代日本の発展を推進することができたのだと評し「国家の一員として、われわれも自国を熱愛すべきなのだ」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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