日本はアジアではトップに位置する先進国だが、もし日本が数多くの先進国が存在する欧州に存在していたら、その順位はどの程度だったのだろう。中国メディアの快資訊は4日、「もし日本が欧州の一国だった場合、その国力は何番目になるのか」と題する記事を掲載した。


 国力といっても、何を基準にするかで判断は変わってくる。記事は「国土面積でも人口でも日本が欧州にあったら上位になる」としながらも、国力を比較するのは「経済力と軍事力」だと主張。この2つで日本の国力を欧州諸国と比較している。

 まず、「経済力」について記事は、日本が欧州にあったら「唯一無二の存在」だと指摘。なんといっても日本は世界で3本の指に入る経済大国で、欧州のトップ3である英仏独の3カ国でさえ日本には及ばない。この3カ国と日本は工業強国という共通点があるが、日本の強みは規模が大きくてよく整った産業システム、優秀な人材、それに技術の蓄積にあるという。

 では、「軍事力」はどうだろう。記事は、米国の軍事力評価機関「グローバル・ファイヤーパワー」が2021年に発表した軍事力ランキングで日本は5位だったと紹介。欧州に日本より上位の国はなく「日本の軍事力は口だけではなかった」としている。理由は、自衛隊は規模こそ大きくはないものの、「装備の水準と質が非常に高い」ためだと分析した。

 結論として記事は、日本の国力は「データ上では欧州で屈指の存在」になると主張。ただ、「尊敬される国になるかは別」だとしている。
常任理事国入りしていない日本には政治的な発言力がなく、英国やフランスのように自国の言語や文化が世界に広く伝わっているわけではないので、影響力に乏しいと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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