「乾物で世界をもっとPEACEに!」を掲げて普及活動に取り組むDRY and PEACEでは、6月5日を中心としたイベント「乾物カレーの日」を実施する。

13年にスタートしたこの取り組みは、乾物を使ったカレーを食べることで砂漠緑化につなげるプロジェクト。
参加店で提供する乾物カレーの売上げの一部を寄付するほか、協力する各地の料理教室でレシピを伝授する。また「集まらない乾物カレーの日2021」として、自分で作った乾物カレーの写真を専用フェイスブックページやインスタグラムに投稿することで、協賛企業が寄付。集まった寄付金は、砂漠化が進行する内モンゴルの緑化に使われる。

サカイ優佳子さんと田平恵美さんが主宰するDRY and PEACEは、食品ロス削減、省エネ、備蓄にもなる乾物を「未来食」ととらえた活動を展開。レシピ本の発刊や料理講座などを通した啓発を行っている。

「乾物カレーの日」の活動ではこれまで内モンゴルへの植樹を続け、生態系の回復や地球温暖化防止に貢献。現地の雇用にもつながっており、18年には第13回ロハスデザイン大賞を受賞している。

今年は6月1~13日にかけて開催。参加する飲食店や料理教室には、カレー用の食材として旭松食品から高野豆腐を提供。また一般向けには、下田商事から煎り大豆が、創健社からカレールウがプレゼントされる。
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