ローソンが糖質オフ米飯強化 もち麦と大豆たんぱくで米使用量削減のおにぎりなど
「おだしがおいしい もち麦冷し茶漬け(鶏飯風)」(左)「昆布だしで炊いた鮭とわかめのおにぎり」(右)(ローソン)
ローソンは15日、糖質オフ商品として「昆布だしで炊いた鮭とわかめのおにぎり」(込150円)と「おだしがおいしい もち麦冷し茶漬け(鶏飯風)」(税込399円)を新発売した。

「昆布だしで炊いた鮭とわかめのおにぎり」は、使用するお米の量を約4割減らしもち麦と大豆たんぱくに置き換えたもの。
1食当たりの糖質量は25.6gで、日本食品標準成分表2020年版のおにぎり(うるち米)具材なしと比較して糖質37%オフとなる。

「お米を減らすとおにぎりの三角形が保てないということで製法を試行錯誤した。また、ご飯は昆布だしで炊き、大豆たんぱくも昆布だしで炒めて加えて、おいしく食べられる商品に仕立てた」と開発を担当したローソン商品本部コンセプト開発部の田口美里チーフマーチャンダイザーは語る。

「おだしがおいしい もち麦冷し茶漬け(鶏飯風)」も糖質を大幅にカットし、1食当たり糖質量16.6gの設計。暑い季節に冷たいまま食べられるように、お米の代わりにもち麦と刻んだカリフラワーを使用したチルド弁当に仕立てられている。

「違和感なく食べられるように、もち麦とカリフラワーの配合にものすごくこだわった。
おいしさのポイントとしては、さば節、宗田かつお節、煮干し、昆布など国産素材を使ったおだしをかけて食べるお茶漬けになっている」と説明する。

トッピングには、奄美大島の名物・鶏飯(けいはん)をイメージして、蒸し鶏、錦糸卵、椎茸煮、小松菜、人参、沢庵を用意。「盛り付けないと、なかなかおいしさが伝わらないということで、パッケージにはおいしそうな写真をのせて、見た目でもおいしさを前面に押し出し、よく見ると糖質オフに気づいてもらえるようにしている」という。

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