J-オイルミルズは22年3月までに、若松工場(福岡県北九州市)の精製工程を神戸工場に移管する。国内生産体制の最適化を図り、油脂事業の収益性強化につなげる。


同社は今期からスタートした第六期中期経営計画の戦略目標の一つとして、「バリューチェーン&業務プロセス改革」を掲げている。この一環として、若松工場の精製工程を西日本地区の主力拠点である神戸工場に移管し、生産体制の再構築を図る。

若松工場は精製工程の移管後も引き続き、大豆たん白および食品(Soyシート)の生産を継続するとともに、油脂タンク基地および九州地区への配送拠点として運用。九州地区の物流ネットワーク拠点として、貸借地である同工場の土地を取得し、安定供給の責務を果たしていく。
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