昨年は創業310周年を迎え、第11次長期経営計画で掲げる4つの価値創造目標に向けて、グループ全体で力強い歩みが進んだ。
売上高の内訳は、食品1兆2千524億円(2.5%増)、酒類5千999億円(4.6%増)、その他805億円(5.6%減)。22年度から収益認識会計基準を適用している(売上高影響は516億円)。
23年度のグループ冠方針は「食の価値創造の実践と循環」。地域密着全国卸である国分グループが有する暗黙知を形式知、実践知へと進化させることで、「パートナーとの価値創造やイノベーションにつながる循環を作る」(國分晃社長)。23年度の経常利益目標は188億円とした。