
「サケアイス」は冷凍技術コンサルティング事業を手がけるえだまめ社がプロデュース。20年の発売から全国29都道府県、70以上の地酒蔵元とコラボ商品を展開し、累計20万食を販売した。
直売店「SAKEICE Tokyo Shop」を東京駅直結のビル「YANMAR TOKYO(ヤンマー東京)」1階で運営。えだまめの成田博之代表取締役CEOによると、「サケアイス」購入者の7~8割は20~30代女性が占める。「珍しいアイスを食べてみたい」との興味を入り口に、結果的に日本酒の銘柄を知ることにつながっているという。
4月12日、同店の隣接地に立ち呑みバー「SAKEICE BAR!」がオープンし、同25日から3000円の“日本酒アイス”を新規メニューとして提供している。
「SAKE HUNDRED」のブランドオーナー生駒龍史氏(Clear代表取締役CEO)は「われわれのブランドは非日常の特別な体験の提供を追求している。今回のアイスは数十回に及ぶ試作を経て満足できるおいしさに仕上がった。一般的な商品に比べると3000円は高いかもしれないが、お酒の『百光』よりはリーズナブルにお楽しみいただける。これまで『SAKE HUNDRED』がリーチできなかった層の方々にも関心を持っていただければ」と期待を寄せる。
東京駅の目の前に立ち呑みバー立ち呑みバーは好立地を生かして周辺オフィス街のビジネスパーソンや訪日外国人らの利用を見込む。