受賞理由は▽子どもからシニア層まで幅広い世代を対象に、目的に合わせた食育を行ってきた▽誰もが食事を楽しめるよう、食の大切さを継続訴求してきた▽情報発信ツールのデジタル化など時代の流れに即して工夫を重ねてきた――の3点が、農林水産省の掲げる食育重点テーマと合致したこと。
具体的な活動は、ウインナーの飾り切りを中心とした学校等への出前授業、高齢者を対象としたフレイル予防の社会連携講座の開催、高校生や大学生への和牛勉強会などで、各取り組みを通して食の大切さを伝え続けてきた。
表彰式は6月7日に開催された「第20回食育推進全国大会 in TOKUSHIMA」で実施され、表彰は各地の行政関連団体等の他、教育等関係者の部、農林漁業者等の部もあり、企業の部ではハウス食品グループ本社やカルビーなどが消費・安全局長賞を受賞した。