同メニューはレタスと豚肉に、ごまだれと「ほりにし」が絡むことで、香ばしさと奥深いスパイスのコクを楽しめるのが特徴。レタスときゅうりのシャキシャキ感がアクセントとなり、暑い日にも食が進むようにした。調味料やスパイスは小袋で提供する。
「ほりにし」にとっては初めてのミールキットとのコラボ。商品化のきっかけはヨシケイ社員の声。同社にはアウトドアファンの社員が多く、「ほりにし」の特徴である1本で味が決まるという使いやすさを自社のミールキットに取り入れたいという声が、商品開発につながった。
コラボメニューはミモナの営業推進課課長の堀西晃弘氏による著書「『ほりにし』かけときゃだいたいオッケー」から抜粋。ヨシケイではごまだれの香ばしさを生かしつつ、『ほりにし』の風味やコクを引き出すための分量、調理工程を調整し、何度も試作を繰り返した上で商品化した。
同メニューは名店・シェフ監修やコラボしたキットによるコース「キットde楽」から発売。話題性や時短ニーズ、利便性などが評価され、累計販売食数は2億1000万食を突破しているという。発売を記念してインスタグラムでのプレゼントキャンペーンも実施した。
ヨシケイ開発プロモーション課の七海敦子氏は「『キットde楽』と『ほりにし』には簡単で失敗しないという共通のコンセプトがあり、ワクワクしながら商品化に至った」と振り返った。ミモナの堀西晃弘氏は「ヨシケイには『ほりにし』の良さを出していただいた。“ほりにし感”を失わないように努力していただいたことに感謝している」と喜んだ。