JFEエンジニアリングが設置、所有・維持運営を行うエネルギーサービス用の設備。
今回運用を開始した水素混焼対応型の8MW級ガスタービンコージェネレーション設備および既設のコージェネレーション設備のように、合理的で省スペース化された2階建てプランの複数台並列配置(常用2台+次世代更新スペースによる更新時のダウンタイムが不要な持続可能な設備配置)は国内初という。
食用油の生産には多くの熱エネルギーが必要なため、効率的に電気と熱エネルギーを生成できるコージェネレーションシステムは食用油生産に適したエネルギー生成設備とされている。
日清オイリオでは2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、非化石エネルギーの利用割合向上に取り組んでおり、早期のHYDROGEN READY確立を目指している。
今回、主力拠点の横浜磯子事業場において、水素混焼対応型コージェネ設備が完成したことで、安定性・効率性・持続性・発展性の4つの要素を兼ね備えた持続可能なエネルギー供給体制を整備。脱炭素社会の実現に向けて水素の利活用を進め、さらなる発展を目指す。