「普段を、豊かに。」をコンセプトに、店舗で人気メニューの「コスモドリア」「ビーフシチュー」「フレンチオニオンスープ」など20品を揃える。
6月20日に発表会を開き、ロイヤルフードサービスの川勝邦弘社長は「ロイヤルホストは50年以上前に1号店を出店以来、地域になくてはならないお店作りに力を入れてきた。新しい時代に向け、これまで以上に生活に寄り添ったブランドを目指す」と語った。
新ブランドは、ロイヤルホストのこだわりである「料理長が手鍋で一人前ずつていねいに仕上げる、あたたかな味わい」を冷凍食品で再現し、家庭の電子レンジや湯せんなどで手軽に食べられるようにした。
ラインアップはロイヤル伝統の「コスモドリア」(税別1000円)、コク深い味わいの「煮込み風ハンバーグ」(同815円)、牛バラ肉とワインで煮込んだ「ビーフシチュー」(同1278円)、ほど良い辛さと余韻が楽しめる「ビーフジャワカレー」(同667円)、シェフこだわりの「フレンチオニオンスープ」(同445円)、2種の特製ソースで焼き上げた「海老のマカロニグラタン」(同1000円)、食後にうれしい「スイートポテトミニ」(同723円)など幅広い。
製造はすべて自社の東京食品工場(千葉県船橋市)、福岡セントラルキッチン工場・ベーカリー工場の2拠点で行う。
冷凍食品の製造と外販を担うロイヤル社の白岩雅博社長は「セントラルキッチンを50年以上運営してきたノウハウは当社の大きな強み。レストラン品質を家庭向けに大量生産できる」とクオリティに自信をのぞかせる。
パッケージは著名なデザイナーの徳田祐司氏(カナリア社)が担当。「ロイヤルホストは普段を豊かにしてくれる存在。パッケージには日常の中で気分が楽しく、うれしくなる瞬間をイメージしたイラストを取り入れた」(徳田氏)。
秋以降、店舗の人気メニューをさらに追加する予定。