Hodoは2004年に設立された米国有数の豆腐・大豆加工食品メーカーで、有機の非遺伝子組み換え大豆を用いた高品質な豆腐や湯葉、その他の植物ベース食品を製造。独自製法により調理しても崩れにくい堅さを保ち、米国の健康志向層や一流シェフから高い評価を得る。植物性タンパク質需要が高まる米国市場において、持続可能な食の提供を進める有力企業だ。
カルビーは、2023年に策定した中期計画「Change 2025」で海外事業拡大を重要戦略の一つに掲げ、米国市場を重点地域に位置付けるとともに、「食と健康」分野への注力を新たな成長の柱としている。一方、相模屋は国内豆腐業界のリーディングカンパニーとして伝統と革新を両立させており、Hodoの豆腐文化普及の理念に共感。今後は技術支援を通じ、米国市場での豆腐文化拡大を後押しする。
両社はHodoの事業基盤を活かし、ノウハウを融合させることで、北米市場においてクリーンプロテインとしての豆腐の定着を目指す。健康志向の高まりに応える新たな市場創出を通じて、消費者の食と健康への課題解決に貢献していく構えだ。