セブン-イレブン・ジャパンは今夏に向けて「お店で作るスムージー」(スムージー)を拡大していく。

 導入店舗数は23年11月末で1万4340店。
これを今年7月末に約1万8000店に引き上げていくことで「様々なプロモーションができるようになる」と青山誠一取締役常務執行役員商品戦略本部長兼商品本部長は語る。3月27日、発表会に臨んだ。

 「スムージー」は店舗利用の習慣化につながりうる点にも触れ「『スムージー』をより強化することで来店客数の増加を図りたい」と意欲をのぞかせる。

 昨年6月実績のID‐POSによると、月1回以上「スムージー」を購入した人の来店回数が月15.5回だったのに対し、月2回以上の購入者は月22.3回を記録した。同時期の平均来店回数は月8.2回だったことから「『スムージー』を購入されるお客様は店舗を利用される回数が非常に多いことが確認できた」と述べる。

 今後、この流れを加速させるべく健康訴求を強化。
これまでの“健康感”ではなく、実際に“健康的”なことを視覚的に訴求する。5月から順次パッケージを変更し、フタのラベル部分にカロリー表示ほか摂取できる緑黄食野菜や食物繊維の量を新たに記載する。

 新商品は2種類のメロンを使用した「メロン&メロンスムージー」(税別399円)。7月から順次発売される。