
開会式で木村彰社長は「前3月期売上は前期比124%268億円で、営業利益も約14億円となった。飲料を除いた食品の売上も104億円を達成。この数字は、19年度(50億円)比でほぼ2倍。ようやく総合業務用卸としての第一歩が始まったと思っている」と直近業績での手応えを報告。
木村彰社長ただ、「当社の業績は過去最高の売上・利益を達成できたが、飲食店さんの経営は非常に厳しい状況が続いている。特にインフレに関しては今後ますます進んでいき、なかなか収束することがないだろう。私たちは、飲食店さんがインフレを超える価値を提供し、利益を残す。そんな業界にするお手伝いをしなければいけないと思っている」と語った。
会場のマルト水谷ブースでは
①「はざま酒造 恵那山」
②「ワイン&サケ ナビ 名古屋」
③「速達生」
④「デジタルマーケティング」
⑤「バイヤーセレクション」
⑥「ハイカジュアル」
⑦「アルコール・ダイバーシティ」
⑧「GOHAN-グローバル」
など、グループ企業とともにオリジナル商品・企画を取り揃えた。

「ハイカジュアル」や「アルコール・ダイバーシティ」では、食材の値上げや飲み手の多様化が進む中で、メニューの価値を高め、選択肢を増やすことによってしっかり価格訴求できる提案を図った。