フランス2部リーグでのブローニュ戦後、取材に応じた中村敬斗
「前半に1本ビッグチャンスがあったんで、決めたかったですね。代表のイングランド戦ではアシストもあったし、感覚的には悪くなかった。
フランス2部リーグ、第29節のブローニュ戦を終えてそう悔しさをにじませたのは、スタッド・ランスのMF中村敬斗(25歳)だ。
日本代表の一員として〝サッカーの聖地〟ウェンブリー・スタジアムで、イングランド代表を1-0で撃破してから中3日。中村は所属クラブに戻り、チームの1部リーグ復帰に向けた一戦に臨んでいた。
だが、現実は甘くない。中村は前半に決定機を迎えたが、ネットを揺らすことはできなかった。スタッド・ランスは17本のシュートを放ったものの、中位のブローニュとホームで0-0で引き分けた。
「イングランド戦の後、僕が2部リーグでプレーしていることが日本でも話題になったみたいで、今日はそういう意味でも大事な試合だったんですけど......。リーグ戦は残り5試合。ダイレクトでの1部昇格(上位2チーム)は厳しくなりましたが、プレーオフ(5位以内)には行きたい。また次に切り替えたいと思います」
この引き分けでスタッド・ランスは5位をキープしたが、直近の8試合は1勝6分け1敗。自動昇格は遠のき、昇格プレーオフ圏内を守れるかどうかも、最後まで予断を許さない状況となっている。
イングランド戦で三笘(右)からのパスを受けて左サイドPAに侵入し、冷静にパスを戻して決勝点をアシストした中村(中央)。
W杯前最後の強化試合として行なわれた3月下旬からの英国遠征で、中村はスコットランド、イングランドとの2試合に出場。特に先発したイングランド戦では、前半23分にカウンターからの絶妙な仕掛けで三笘 薫(ブライトン)の決勝点をアシストした。
左ウイングバックで出場した中村は、これまで同位置を争うライバルと見られ、今回は2シャドーの左に入った三笘と巧みにポジションを入れ替えながら、左サイドに流動性と厚みをもたらした。
北中米W杯の開幕まで約2ヵ月。攻守両面で存在感を放ったその連係は、左膝の故障で長期離脱中の南野拓実(モナコ)を欠く森保ジャパンにとっても大きな収穫になったと言っていい。
中村はイングランド戦にかけていた思いを、改めてこう語った。
「あまりこういうことは言いたくないですが、今スタッド・ランスは2部で、正直レベル的にはあまり高くない中で自分は戦っています。
もちろん、その中でクラブを1部に上げるために頑張っていますが、W杯のメンバー入りに向けてもイングランドのようなトップレベルの相手に対して自分の存在を示すことが必要だと考えていました。結果的にアシストができ、得意なドリブルでの仕掛けも何回か出すことができました。
昨年夏に2部に降格したときは移籍するつもりでしたし、残留した後も、モチベーションを維持するのに苦労したのは事実です。ただ、シーズン後にはW杯がある。そのことが自分を支えてくれました。
そして三笘との共存については、こう続けた。
「(ウイングバックでスタートした)僕も中でプレーできますし、三笘さんも外でのプレーも得意にしているので、お互いの状況を見て入れ替わったりできました。そこは狙っていたし、うまくいったかなと思います。
はっきり言うと所属クラブにはあそこまでの選手がいないので、めちゃくちゃいいパスが来るし、一緒にプレーしていて楽しい。攻撃も守備もすべてで学ぶことがあるし、同じサイドでプレーできることが喜びです。
アシストした場面も、たぶんクラブだったら周りにフォローもいないでしょうし、自分で仕掛けていたと思います(苦笑)」
とはいえ、中村にとって2部でプレーすることは悪いことばかりではない。
中村は今季ここまでチームトップの9ゴールをマークしている。ブローニュ戦では3-5-2の2トップの一角として出場したが、若い選手が多いスタッド・ランスでは、周囲との連係が整わない中でも自ら局面を打開しなければならない場面も多い。良くも悪くも中村にかかる負担は大きいが、そうした環境の中で磨かれる部分があるのも確かだろう。
仏2部でプレーする中村。代表戦とのレベルの違いを感じつつも、さらなるステップアップのため着々と経験を積み重ねている
「それはあるかもしれません。イングランド戦の後半にも左サイドからカットインして打ったシュートが少し右に外れたシーンがありましたが、ああいう場面は2部でやっている成果ですかね。
攻撃で1対1を仕掛ける場面は1試合で5、6回はあるので。普段からゴール前に進入したら自分で振り抜こうと思っていて、そういう部分が出たんだと思います。
2部とはいえ、正直守備の1対1の強度は1部と大差はないし、点を取るのは簡単ではない。ただ、若いイケイケのアフリカ系の選手が多く、彼らは個人でどんどん仕掛けてしまうので、味方と連係して崩すみたいなことがほとんどなくて......。
そういう意味で、逆にクラブに戻ったときに(代表ほどの周囲のサポートがなく)ギャップを感じることは少なくないんですけどね(苦笑)」
W杯出場チームに連勝した英国遠征は、中村個人としても、森保ジャパンとしても大きな自信になったことは間違いない。
またその裏では、W杯出場をかけたプレーオフも行なわれた。オランダとチュニジアのほか、日本の同組にスウェーデンが入ることになり、中村は欧州2チームとの同居を警戒している。
「スウェーデンは苦しんでいた時期もありましたが、徐々に調子を上げてきている感じ。欧州の2チームと一緒なのは、簡単じゃないです。でも僕らは、どこが相手でもやるだけですから」
ウェンブリーでの躍動も、2部リーグで味わうもどかしさも、今の中村敬斗を形づくる大事な要素なのだろう。代表で見せる華やかな輝きの一方で、クラブでは簡単に結果が出ない現実とも向き合っている。
そうした日々を積み重ねながら、自らの価値を示し続けようとする25歳の存在感は、北中米W杯の開幕が迫る中でますます大きくなっている。
取材・文・撮影/栗原正夫 試合写真/PA Images/アフロ PsnewZ/アフロ



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