現役時代にマンチェスター・Uやイングランド代表で活躍したリオ・ファーディナンド氏が、トッテナムに所属する同代表FWハリー・ケインについて語った。25日付けでスペイン紙『アス』が報じている。


 トッテナムのエースとして活躍するケインだが、ここまで主要タイトルを獲得できておらず、近い将来移籍する可能性が取り沙汰されている。そしてその移籍先の候補としてマンチェスター・Uが挙げられているようだが、ファーディナンド氏はトッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督の存在が、ケインの移籍を阻むと考えているようだ。以下のように語った。

「ケインのコンディションが良く、彼自身が望むのならば、きっとマンチェスター・Uは獲得に動くだろう。100パーセントだ。彼はゴールを保証してくれる存在で、間違いなくトッププレイヤーだからね。
プレミアリーグでは毎年素晴らしい結果を残している」

「ただもちろん、トッテナムにケインを手放すつもりはないだろう。そして今はモウリーニョが監督を務めている。彼がマンチェスター・Uへ選手を移籍させたのを見たことがない。そう考えると、ケインの移籍はあまり現実的ではないのかもしれないね」

 今シーズンもここまで公式戦20ゴールを記録しているケインだが、果たして今後新天地を求めることになるのだろうか。