インテルがバルセロナのブラジル人DFエメルソン・ロイヤルの代理人と接触を図っているようだ。10日付のイタリア『スカイスポーツ』が報じている。


 イタリア『スカイスポーツ』はエメルソンの代理人フレデリック・ペーニャがインテル本社に足を運んでいたことを伝えた。インテルは22歳のモロッコ代表DFアクラフ・ハキミが移籍した際の後釜としてエメルソンに興味を示しているという。

 ハキミに対してはチェルシーやパリ・サンジェルマンが6000万ユーロ(約80億円)のオファーを提示しているようだが、未だ十分ではない。それでも交渉の末ハキミの売却が決まればインテルは右サイドバックの補強が必要となり、その可能性に備えているという。

 一方、バルセロナのエメルソンは現在22歳のDFで、右サイドバックを主戦場とする。2019年にバルセロナがレアル・ベティスと共同で獲得し、バルセロナからのレンタル移籍という形で今シーズンまでプレーした。
6月にはバルセロナは900万ユーロ(約12億円)で買取条項を行使し、3日に同選手のバルセロナ加入が発表されていた。仮に今夏エメルソンがイタリアへと渡る場合、同選手はバルセロナで1試合もプレーしていないことになる。