ブライトンに所属するフランス人FWニール・モペイが、同国のレジェンドであるティエリ・アンリ氏との対面に喜びを示した。28日、イギリスメディア『Sportbible』が伝えた。


 ブライトンは27日に行われたプレミアリーグ第6節で宿敵クリスタル・パレスと対戦。前半終了間際にPKで先制されたが、試合終了間際にモペイが同点ゴールを挙げて追いつき、土壇場で1-1のドローに持ち込んだ。

 試合後、イギリスメディア『スカイスポーツ』でモペイへのインタビューを行なった一人がアンリ氏だった。プレミアリーグ史上最高のストライカーの一人である同胞との対面に、モペイは「こうして話せることが本当に嬉しいよ。あなたが得点を挙げるのを見て育ったからね」と興奮を隠さなかった。

 10月2日には、プレミアリーグ第7節でアンリ氏の古巣アーセナルと対戦する。
アンリ氏がフランス語で「ニール、アーセナルとの対戦時にはお手柔らかにね」とジョークを飛ばすと、モペイは「アーセナルと対戦するのは大好きだよ。偉大なチームだからね。偉大なチームから得点するのが好きなんだ」と返答。さらに、同選手は「土曜日(10月2日)に僕が得点を決めても、あなたが怒らないことを願っているよ」と“宣戦布告”した。



 モペイといえば、2020年6月20日に行われた2019-20シーズンのプレミアリーグ第30節で対戦した際に、“グーナー”の嫌われ者になった選手。前半の接触プレーで相手GKベルント・レノの負傷に関与すると、試合終了間際に決勝点を挙げてアーセナルを敗北に追い込む。
さらに試合終了後には、相手MFマテオ・ゲンドゥージ(現マルセイユ)に喉を掴まれるなど、複数選手と口論していた。

 事件後、初めてアーセナルのサポーターの前でプレーすることになるモペイ。果たして、アンリ氏への宣言通りにネットを揺らすことはできるだろうか。