アヤックスは、トッテナムに所属するオランダ代表FWステーフェン・ベルフワインの獲得に関心を示しているようだ。8日、オランダ紙『デ・テレグラーフ』が報じた。


 現在24歳のベルフワインは2005年からアヤックスの下部組織に在籍していた。2011年に宿敵PSVの下部組織へ移ると、2014年にデビューを飾った。PSVでは公式戦通算149試合に出場し、31ゴール41アシストを記録した。

 同選手は2020年1月に3000万ユーロ(当時レートで約36億円)の移籍金でトッテナムに加入。しかし、定位置を確保することはできておらず、ここまでは公式戦通算62試合の出場で4ゴール9アシストにとどまっている。

 そんなベルフワインに対して、アヤックスが今冬の獲得に関心を示しているようだ。
マルク・オーフェルマルスDoF(ディレクター・オブ・フットボール)が同選手の加入を望んでおり、「ブラジル代表FWダヴィド・ネレスの売却に成功すれば、獲得は容易になる」と『デ・テレグラーフ』は伝えている。なお、アヤックスはPSV時代から同選手の獲得を狙っていたようだが、PSVが宿敵への主力放出を断固拒否していたという。

 また、同紙によると、アヤックスはベルフワインのほかにも、ライプツィヒのU-21オランダ代表ブライアン・ブロビーにも関心を示しているという。ブロビーは昨シーズンまでアヤックスに在籍していたが、契約満了に伴い、今夏にライプツィヒへとフリー移籍した。ライプツィヒではここまで公式戦11試合に出場し、2アシストをマークしている。