ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、同クラブのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチについて語った。6日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。


 ヴラホヴィッチは今冬の移籍市場でフィオレンティーナから完全移籍を果たし、同日に行われたセリエA第24節ヴェローナ戦で先発出場。そして早速13分に先制ゴールを挙げ、チームの勝利に貢献した。

 試合後、FWパウロ・ディバラとFWアルバロ・モラタの両FWと共にヴラホヴィッチをピッチへ送り出したアッレグリ監督は「彼らは、攻撃も守備も本当によくやってくれた。私は彼らに、喜んで全員を一緒にプレーさせると言ったが、彼ら自身がその努力をする必要がある」とコメント。また、デビュー弾を決めたヴラホヴィッチに関しては「ファーストタッチが良くない場面が何度かあったが、これは改善しなければならない。彼はまだ22歳でそれほど経験があるわけでもなく、右足の精度やディフェンスを振り切る方法を良くする必要がある」としながらも「彼の動きはより綺麗になる」と前向きな印象も口にした。


 これでユヴェントスは4位へ浮上。それでもアッレグリ監督は「スクデットはインテル、ミラン、ナポリで争われており、アタランタとは日曜日(13日)に直接対決を迎える。チャンピオンズリーグの出場権に関しては、まだ何があるか分からない」と、勝ち点差2で5位につけるアタランタとの直接対決へ気を引き締めた。