プレミアリーグ第14節が3日に行われ、リヴァプールは本拠地『アンフィールド』でフルアムと対戦した。
ミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)・グループE第3節LASKリンツ戦(4-0○)にフル出場した遠藤は、この日はベンチからのスタート。2-3で迎えた83分にライアン・フラーフェンベルフとの交代でピッチに立つと、4分後に歓喜の瞬間が訪れる。モハメド・サラーの落しに走り込みボックス手前中央から右足を振り抜くと、狙い澄ましたシュートはゴール右上隅に突き刺さった。
プレミアリーグ9試合目の出場にして記念すべき初ゴールを記録し、チームの劇的逆転勝利に大きく貢献した遠藤。データサイト『transfermarkt』によると、同選手はプレミアリーグでゴールネットを揺らした史上10人目の日本人選手になったとのこと。そのほかの顔ぶれは、岡崎慎司(現:シント・トロイデン)や香川真司(現:セレッソ大阪)、吉田麻也(現:ロサンゼルス・ギャラクシー)、稲本潤一(現:南葛SC)、中田英寿氏、武藤嘉紀(現:ヴィッセル神戸)、南野拓実(現:モナコ)、ブライトン所属の三笘薫、アーセナル所属の冨安健洋となっている。
リヴァプールの公式サイトは、この試合での遠藤のパフォーマンスについて「83分にこのMFが投入されたことがリヴァプールにとっての大きなターニングポイントとなった」と総括。そのうえで「背番号『3』は出場から4分後にトップコーナーへ突き刺さるシュートを決め、勝利に必要な信念、推進力、勢いをチームに与えた」と称賛の言葉を送っている。
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