1日にドルトムントのホームで行われたファーストレグを0-1で落としたPSG。最小失点でホームに帰ってきたとはいえ、4シーズンぶりのファイナルへ駒を進めるためには、セカンドレグ最低でも1点が必要になる。L・エンリケ監督は「我々がどんな試合をするかは決まっているけど、最終的な結果は相手次第でもあるんだ。どうなるかは常に考えている。当たり前のことだが、スコアが変われば相手のやり方も変わる。だけれども、我々は最初の1分から最後の1分まで、メンタリティを変えることはない」と、まずは自分たちでコントロールできる部分に注力すると明かした。
「目的は2点差で勝つことではなく、(決勝へ進むために)勝つことだ。そのためには、まずはセカンドレグだけで見ても勝たなければならないね。2点は遠いように思えるが、90分以内に1点を取れば試合は続く。3分間で2ゴールを決めることもできるし、逆に3失点をして苦しむこともある。攻撃も守備も100%の集中力でプレーしなければならないね。仮に先に失点したとしても、バルセロナ相手にその状況を乗り越えたのだから問題ないさ」
チームとしてどのような試合を見せるのかという点については、「我々はチーム全体で常に共通の目的を持っている。
「原則を守った後は、試合ごとに異なってくる。
一方で、「この前の週末はリーグ戦がなかったから、準備するための時間があった。攻守両面でトレーニングを積んだから、試合前夜の今は少しリラックスしている」と率直な感情を打ち明けたL・エンリケ監督は、母国スペインのメディアから敗北する可能性を問われると、「人生は続く。パリに太陽があったならば、それは常に素晴らしいことだ。スポーツマンとして、対戦相手には敬意を表する。
また、ホーム開催ということもあって、「常に変わらないことではあるが、ファンの存在は不可欠だ」と主張。「我々には、サポーターがずっと支えてくれるという絶対的な保証がある。
PSGとドルトムントのCL・準決勝セカンドレグは、日本時間で7日の28:00(8日の4:00)にキックオフ予定だ。
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