ギラヴァンツ北九州は15日、新監督に増本浩平氏が就任することを発表した。

 現在41歳の増本氏は現役時代にガイナーレ鳥取でプレーし、引退後の2009年から東京武蔵野シティフットボールクラブ(現:東京武蔵野シティ)で育成年代のコーチや監督に就任。
2017年に松本山雅FCのU-15コーチに就任すると、2018~19年はトップチームコーチも歴任した。その後、2021年から鳥取のヘッドコーチに就任し、今年6月からは金鍾成前監督の後任として指揮官を務めていたが、契約満了に伴い、今シーズン限りでの退任が発表されていた。

 今シーズンの北九州は明治安田生命J3リーグを7勝10分け21敗、勝ち点「31」の最下位で終えたものの、日本フットボールリーグ(JFL)の2位以内にJ3昇格要件を満たすクラブがなかったことから、J3残留となった。この結果を受け、先月にはシーズン途中に就任した小林伸二前監督の退任が発表されていたなか、来シーズンからは増本氏が率いることが決定した。

 新監督に就任した増本氏は北九州のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「ギラヴァンツ北九州に関わる全ての皆様。
2024シーズン監督に就任する事になりました、増本浩平です。新しいチャレンジに参加させていただける事に、クラブ関係者の皆様、スポンサー企業の皆様には大変感謝しております。チーム名の由来である、ひまわりの様に常に顔をあげ、前向きに、1試合1試合を勝利に向かって直向きに戦うチームを目指し、日々を全力で覚悟を持って前進してまいります。そして、いつも熱く愛のあるファン、サポーターの皆様。対戦相手としては脅威でしたが、今年は皆様と共に戦えると思うと頼もしく、また楽しみで仕方ありません。2024シーズンも共に戦って下さい!よろしくお願いします」