日本サッカー協会(JFA)は25日、トヨタ自動車株式会社(以下「トヨタ」)と新たなパートナーシップ契約を締結したことを発表した。契約期間は2024年1月1日から2027年12月31日までの4年間となる。


 トヨタは2015年からJFAこころのプロジェクトの支援企業として「夢の教室」をサポート。また、2017年には「JFA Youth & Development Programme(JYD)」(現:JFA ソーシャルバリューパートナー)契約を締結し、未就学児の外遊びやスポーツ推進を目的とした「JFA キッズプログラム」の巡回活動において、トヨタの各販売店、共販店、レンタリース店のスタッフがキッズリーダーとして参画する取り組みを行っている。

 今回の新たなパートナーシップ契約では、「JFA モビリティパートナー」という呼称のもと、これまでの「JFA ソーシャルバリューパートナー」に加え、SAMURAI BLUE(日本代表)やなでしこジャパン(日本女子代表)をはじめとする全てのカテゴリーの日本代表チーム、日本サッカーの国内最高峰の大会である天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会にもパートナーシップの範囲が拡大するとのこと。日本サッカーの強化と世界を目指す選手の育成をサポートするほか、トヨタとJFAの価値共創活動を進めていくことになるという。

 JFAは新たなパートナーシップ締結に際し「『Mobility for All ーすべての人に移動の自由を-』を掲げるトヨタと共に、サッカーを通じた平和でより良い社会づくりに貢献するアクションを創り出していく考えです」と発表している。

 新たに拡大されたパートナーシップ契約の対象範囲は以下の通り。


◼︎ 「JFA ナショナルチームパートナー」契約概要
期間:2024年1月1日~2027年12月31日
対象:サッカー日本代表チーム
SAMURAI BLUE(日本代表)、なでしこジャパン(日本女子代表)、フットサル日本代表、ビーチサッカー日本代表、各年代日本代表、サッカーe日本代表、アンプティサッカー日本代表、CP サッカー日本代表、ソーシャルフットボール日本代表、知的障がい者サッカー日本代表、知的障がい者フットサル日本代表、電動車椅子サッカー日本代表、デフサッカー日本代表、デフフットサル日本代表

◼︎ 「JFA コンペティションパートナー」契約概要
期間:2024年1月1日~2027年12月31日
対象:天皇杯JFA全日本選手権大会