2003年1月18日生まれのレドンドは、現役時代にレアル・マドリードで活躍した元アルゼンチン代表MFフェルナンド・レドンド氏の実子で、同クラブやインテルでプレーした元同国代表MFサンティアゴ・ソラーリ氏は“いとこおじ”というサラブレッドだ。
アルヘンティノスの下部組織で育ち、2022年7月にガブリエル・ミリート監督の下でトップチームデビュー。定位置を掴み取り、同クラブでは公式戦通算58試合に出場した。また、年代別のアルゼンチン代表でも主力として活躍している。
欧州のクラブからも関心を寄せられていたが、元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるマイアミを新天地に選んだ。大手メディア『ESPN』によると、マイアミは移籍金800万ドル(約12億円)をアルヘンティノスに支払うようだ。
レドンドはマイアミ加入に際し、「急成長しているクラブに加入できてとても嬉しい」とクラブ公式サイトを通じてコメント。「一流の選手たちとピッチを共にする素晴らしい機会だ」と、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツ、同DFジョルディ・アルバらとの共闘を心待ちにしている。