名古屋グランパスは2日、右SB成瀬竣平がV・ファーレン長崎へと育成型期限付き移籍することを発表した。期間は2025年1月31日までで、同期間中に名古屋グランパスと対戦する全ての公式戦に出場することができないと併せて伝えている。


 2001年1月17日生まれの成瀬は現在23歳。名古屋グランパスの育成組織出身で、2019年に藤井陽也(コルトレイク)らとともに、トップチーム昇格を果たした。翌2020シーズンには、当時指揮していたマッシモ・フィッカデンティ監督の下で、開幕スタメンに抜擢されるなど、新進気鋭の右サイドバックとして台頭。その後は、ファジアーノ岡山や水戸ホーリーホックなどに育成型期限付き移籍を繰り返していた。

 まず成瀬は、育成型期限付き移籍に伴い、クラブ公式サイトにコメントを残している。

「名古屋グランパスファミリーの皆さまへ このたび、V・ファーレン長崎に育成型期限付き移籍をすることになりました。
シーズンの途中ではありますが、再び名古屋を離れることになりました。開幕からチームに貢献することができず悔しい時間を過ごしました。 そのような中、声をかけて頂き、自分自身最後のチャンスだと思っています。皆さんの期待に応えられるよう、そしてまた応援される選手になれるよう、がむしゃらに頑張ってきたいと思います。グランパスファミリーの皆さん、本当にありがとうございました」

 また、V・ファーレン長崎に加入する成瀬は、クラブ公式サイトで意気込みをコメントしている。

「V・ファーレン長崎のファン・サポーターの皆様ヘ この度、名古屋グランパスから育成型期限付き移籍で加入しました成瀬竣平です。
シーズン途中での加入にはなりますが、V・ファーレン長崎の皆さんとJ1昇格に向けて一緒に戦えることを嬉しく思います。早くチームの力になれるよう、謙虚にそして貪欲に頑張りたいと思います! V・ファーレン長崎のファン・サポーターの皆さん応援よろしくお願いします!」