カナディアン・プレミアリーグ(CPL/カナダ1部)に所属するパシフィックFCは18日、元日本代表MF中村憲剛氏が臨時コーチとしてチームに帯同すると発表した。

 2020年に現役を引退して以降、指導者ライセンスの取得やロールモデルコーチとしてのU-17日本代表活動への参加など、着実に第二のキャリアを歩み続けている中村憲剛氏。
今回の発表によると、同氏は日本サッカー協会(JFA)が定めるS級ライセンスに取得に向け、パシフィックFCの臨時コーチに就任する模様。5月5日までクラブで活動を行うという。

 なお、19日に開催されるCPL第2節ヴァラーFC戦では英語によるスピーチが行われる予定。パシフィックFCのヘッドコーチを務めるジェームス・メリマン氏は、「憲剛をクラブに歓迎する。素晴らしい経験を持つ選手を迎えるチャンスだ。私たちは互いに学び合い、彼は私たちのスタッフの一員となり、その知識を選手たちに伝えてくれるだろう」とコメントしている。