ここまで34試合を消化したリーグ戦で5勝8分21敗の成績を残し、勝ち点「23」の19位につけているバーンリー。昨季のチャンピオンシップ(2部)を制してプレミアリーグに1年での復帰を果たした同クラブは、開幕から6試合未勝利を記録するなど苦しいシーズンを過ごしており、序盤から現在に至るまで降格圏内を彷徨っている。しかし、20日に行われた20位シェフィールド・ユナイテッドとの“裏天王山”では4-1の大勝。この白星によって直近7試合で敗れたゲームはわずか「1」となり、残留に向け本来のパフォーマンスを取り戻しつつある。
消化試合数が1試合多いものの、残留圏内の17位ノッティンガム・フォレストとは3ポイント差に迫っているバーンリーだが、コンパニ監督は好調を維持する同クラブについて、「結果が出たから自信を持てるようになるわけではなく、それは自分で築かなければならない。そのために戦うチャンスが必要なだけだ」とコメント。
バーンリーに残されたプレミアリーグ残り4試合の対戦相手はマンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスル、トッテナム、ノッティンガム・フォレスト。コンパニ監督は今後の試合について、「対戦相手の性質を考えると常に難しいタスクではあるが、私たちは間違いなく勢いを増している。それに他のチームのプレーはコントロールできない」とバーンリーが良い流れに乗れていることを認めつつ、他クラブの動向ではなく自クラブの戦いに集中する姿勢を強調している。