レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、リーグ優勝の喜びを語った。4日、クラブ公式サイトが同監督のコメントを伝えている。


 ラ・リーガ第34節が4日に行われ、レアル・マドリードとカディスが対戦した。試合は、前半からレアル・マドリードが主導権を握ってスコアレスのままハーフタイムを迎えると、51分にブラヒム・ディアスが先制点をマーク。68分にはジュード・ベリンガムが追加点を奪い、後半アディショナルタイムにもホセルが勝負を決める3点目を挙げた。結局、3-0でレアル・マドリードが勝利を収め、遅れてキックオフしたバルセロナがジローナに敗れたことで、4試合を残しながらのリーグ優勝が確定した。

 2年ぶり通算36回目のラ・リーガ制覇を掴み取ったレアル・マドリード。試合後のインタビューに応じたアンチェロッティ監督は、「私たちはとても幸せで満足している。
すべての面で優勝にふさわしいリーグだったし、ファンからの素晴らしいサポートがあった」と喜びを口に。続けて、「ファンのみんなと一緒に祝いたいが、水曜日にはとても重要なチャレンジが待っており、みんなも理解してくれている。ファンを喜ばせるためにいい準備をして、週末には一緒にタイトルを祝いたい。今は、水曜日の目的が非常に重要なので、お祝いの気持ちを封じ込めることが重要だ」と8日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグのバイエルン戦に向け気持ちを引き締めている。

 また、今季のリーグ戦におけるポイントを問われると、「全員のコミットメントだ」とコメント。「このチームを管理するのは簡単だった。
なぜなら、献身的でエゴが少なく、みんなが助け合い、友人だからだ。良い雰囲気があり、そのおかげで勝つことができた」と見解を示しつつ、「継続性、コミットメント、姿勢にあふれた素晴らしいリーグ戦だった。すべてがうまくいったのは、選手たちのおかげであり、何よりもファンのおかげだ。ここベルナベウでは、どの試合でも懸命に後押ししてくれた」と感謝を述べた。