マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが、元アイルランド代表MFロイ・キーン氏について言及した。4日、イギリスメディア『BBC』が同選手のコメントを伝えている。


 プレミアリーグ第36節が4日に行われ、マンチェスター・シティとウルヴァーハンプトン(ウルブス)が対戦した。試合は、立ち上がりの12分にPKからハーランドが先制点を決めると、35分と前半アディショナルタイムにもハーランドが追加点を獲得。1点を返されて迎えた54分にもハーランドがネットを揺らし、最終的に5-1でマンチェスター・シティがウルブスを下している。

 この試合で4ゴールをマークし、今シーズンの公式戦での得点数を「36」に積み上げたハーランド。25ゴールを挙げているリーグ戦では、2位のスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサク(ニューカッスル)とイングランド代表MFコール・パルマー(チェルシー)に5点差をつけながら得点ランキングの首位に立っており、クラブが目指す前人未到のプレミアリーグ4連覇に向け、攻撃陣を力強く牽引中だ。

 しかし、キーン氏は以前からハーランドに対して厳しい評価を下しており、先月には「今日に限ったことではなく、全体的にプレーレベルが低い。
彼はまるでリーグ2(イングランド4部)の選手のようだ」と同選手についてコメント。この発言を受け、指揮官を務めるジョゼップ・グアルディオラ監督が、「彼は世界最高のストライカーだ」とハーランドを擁護する事態となっていた。そんななか、ウルブス戦後のインタビューに応じたハーランドはキーン氏のコメントについて、「あの男のことはあまり気にしていないので、それでいい」と一蹴。冷静な対応で同氏をあしらっている。