4度目の欧州制覇を目指すバイエルンは、コペンハーゲン、ガラタサライ、マンチェスター・ユナイテッドと同居したグループAを無敗で首位通過。その後はラウンド16でラツィオ、準々決勝でアーセナルを撃破し、ベスト4へ駒を進めた。決勝の地『ウェンブリー・スタジアム』への切符をかけた準決勝はレアル・マドリードとの顔合わせに。本拠地『アリアンツ・アレーナ』で行われたファーストレグは2-2のドローに終わっている。
優勝した2019-20シーズン以来の決勝進出がかかる現地時間8日のセカンドレグでは、レアル・マドリードの本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』に乗り込む。経験豊富な守護神ノイアーは「良い状態で試合に臨むことが両チームにとって重要だ。
「自分のままで居続ける必要があるし、ある程度の自信を持たなければならない。固まったり、恐れたりしてはならない。自分たちに襲いかかってくる感情をポジティブなものに変えなければならない。それをピッチ上で表現できれば、決勝へのチャンスを掴めるはずだ。
1週間前のファーストレグではヴィニシウス・ジュニオールに先制ゴールを許すも、レロイ・サネの圧巻の一撃とハリー・ケインのPKで逆転。しかし、83分にヴィニシウスにPKを決められ、2-2のドローという結果に終わった。欧州屈指の強豪同士による顔合わせということもあり、セカンドレグも激戦が予想されるなか、ノイアーは延長戦やPK戦に向けた準備を進めていることを明かした。
「これは準決勝なんだ。
ドルトムントが待つ決勝へ駒を進めるのはどちらのチームになるだろうか。大注目の一戦は日本時間9日の午前4時にキックオフを迎える。