現在28歳の坂元は、モンテディオ山形やセレッソ大阪、オーステンデ(ベルギー)を経て、2023年夏からコヴェントリーでプレーしている。今季のチャンピオンシップ(2部リーグ)では37試合の出場で4ゴール5アシストを記録し、プレミアリーグ昇格プレーオフ出場権を争うチームに貢献している。
そんな坂元は、先日にコヴェントリーとの契約を2027年夏まで延長した。ランパード監督は「(新契約締結は)彼が素晴らしい選手だからだ。彼の仕事に対する姿勢は素晴らしく、プロ意識とあまり手のかからない性格はかなり珍しい」と、同選手を高く評価した。
「あんなに気さくで、笑顔で、毎日すべてを捧げてくれる選手と仕事をしたことがあっただろうか…。彼の性格は素晴らしいし、グループもそんな彼を愛している」
チェルシーとイングランド代表のレジェンドとして知られる指揮官は、「彼は私がチェルシーで一緒だった(現在アル・イテハドのフランス代表MF)エンゴロ・カンテを少し思い出させる」ともコメント。坂元の練習での様子について語った。
「彼らは毎日小さなことをやって、素晴らしいプレーをして、とても優しく、よく笑う。だから、みんな冗談を言い合うんだ。本当に見ていていい気分だよ」
また、2024年11月からコヴェントリーを率いるランパード監督は、「ピッチ上での彼のクオリティーは、私がここにいるときから、あらゆる意味で素晴らしかった」とプレー面でも坂元を絶賛。「彼が契約してくれたことを嬉しく思っている。
レギュラーシーズンは残り5試合。昇格プレーオフ出場圏内の6位につけるコヴェントリーは、14日の第42節でハル・シティと対戦する。
【ハイライト】坂元が1ゴール1アシスト! 第35節オックスフォード・U戦