ホームの横浜FCは、直近のリーグ戦3試合で未勝利と正念場。
前半は、横浜FCが前から積極的にプレスをかけつつ、DF陣がボールを持つと前方へとボールを送っていく。対する鹿島はビルドアップで苦しみ、中盤でボールを奪われる場面が続く。すると26分、横浜FCが決定機を演出する。ボックス内から山崎浩介がクロスを上げると、新保海鈴がワンタッチでシュート。しかし、これはGK早川友基にブロックされる。
それでも鹿島は、セットプレーからチャンスを作っていく。45分、鈴木優磨がドリブルでボックス内へ侵入して折り返しのパスを出すと、飛び込んできた安西幸輝が右足で合わせるが、これはGK市川暉記がナイスセーブで阻む。前半は両チーム共に無得点で終えた。
迎えた後半、開始早々の49分にスコアが動く。
さらに77分、ボックス内で三竿がこぼれ球をシュート。一旦はGK市川がセーブするが、山崎のクリアが自陣のゴールネットを揺らしてしまい、横浜FCが鹿島に3点目を献上してしまう。鹿島は後半アディショナルタイムに、U-17日本代表の16歳FW吉田湊海を投入。J1デビューを果たすと、試合はそのまま終了となり3-0で勝利した鹿島が3連勝を飾り、暫定首位に浮上した。
横浜FCは次戦、5月6日にアウェイで東京ヴェルディと、鹿島アントラーズは5月3日にホームで町田ゼルビアと対戦する。
【スコア】
横浜FC 0-3 鹿島アントラーズ
【得点者】
0-1 49分 チャヴリッチ(鹿島アントラーズ)
0-2 67分 鈴木優磨(鹿島アントラーズ)
0-3 77分 山崎浩介(OG/鹿島アントラーズ)
【動画】最後は鈴木優磨! 鹿島が追加点