ガンバ大阪に所属するスウェーデン人FWデニス・ヒュメットが、Jリーグのレベルについて言及した。8日(現地時間)、スウェーデンメディア『Fotbollskanalen』が伝えている。


 1996年9月13日生まれのヒュメットは、現在28歳。スウェーデンのマルメFFでキャリアをスタートさせると、以降は国内クラブ以外にもトロワ(フランス)やチャイクル・リゼスポル(トルコ)といった国外クラブでもプレーした。今年3月には、ユールゴーデンIF(スウェーデン)からG大阪に完全移籍。現在は明治安田J1リーグで8試合に出場して2ゴール1アシストをマークしている。

『Fotbollskanalen』の独占インタビューに応じたヒュメットは、スウェーデンを離れて日本でプレーするという決断について「全然簡単じゃなかったよ」とコメント。リーグ戦3連勝中と調子を上げているG大阪の現状について「とても満足している。連勝しているので気分も良いね」と満足気に語った。

 また、自身のキャリアの中で初めて日本でプレーすることになったヒュメットは「間違いなくアルスヴェンスカン(スウェーデン1部リーグ)よりもレベルが高い」と断言。日本サッカーの進歩に驚きを隠せない様子で次のように語った。

「サッカーのペースはより速く、よりフィジカル的な戦いが求められるんだ。国内の選手の大多数はスピード、フィジカル、そして技術力に優れているね。日本代表の成長ぶり、欧州の強豪国との試合で結果を出していることも頷けるよ」

 日本での生活については「文化、伝統、テクノロジーなど、あらゆる面で興味深い国だといつも感じていたし、ずっとここに行きたいと思っていた」と語るヒュメット。
今季、チームの頼れる得点源としてG大阪を高みに導くことができるだろうか。
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