アトレティコ・マドリードは2日、元フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンとの契約延長を発表した。新たな契約期間は2027年6月30日までとなっている。


 ロヒブランコス(赤と白/アトレティコ・マドリードの愛称)の歴代最多スコアラーが新たな契約書にサインした。当初の契約は2026年6月30日までとなっていたため、期間を1年間延長した形に。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、メジャーリーグ・サッカー(MLS)からのオファーがあったものの、これまでと異なる年俸での契約提示を受け入れ、慣れ親しんだクラブへの残留を決断したようだ。

 現在34歳のグリーズマンは2014年夏にレアル・ソシエダからアトレティコ・マドリードへ完全移籍で加入した。すぐさま前線の主軸に定着すると、2014-15シーズンのスーペルコパ・デ・エスパーニャや2017-18シーズンのヨーロッパリーグ(EL)制覇に大きく貢献。2019年夏にはバルセロナへ活躍の場を移したものの2年後に復帰し、ここまで公式戦通算442試合で197ゴール93アシストをマークしている。

 合計9年間で積み上げた197ゴールはクラブ史上最多記録となっており、通算出場試合数でも歴代7位にランクイン。2024-25シーズンは公式戦53試合に出場し16ゴール9アシストをマークするなど、ベテランの域に差し掛かった現在も存在感を放っている。


【公式発表】アトレティコがグリーズマンと契約延長!


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