リヴァプールは27日、イングランド人GKフレディ・ウッドマンをフリーで獲得する見込みであることを発表した。

 今月末限りでプレストン・ノースエンドとの契約が満了となるウッドマンは、GK陣の強化を図るため、リヴァプールと契約を結んだことが発表。
来月にトレーニングセンターに集まるアルネ・スロット監督が率いるチームのプレシーズントレーニングに参加する予定であることが明らかになっている。

 現在28歳のウッドマンは、クリスタル・パレスやニューカッスルの下部組織出身で、これまでスウォンジーやボーンマスなどへのレンタル移籍を経験し、2022年7月にプレストン・ノースエンドに移籍。同クラブでの3年間では公式戦138試合に出場し、2022-23シーズンにはクラブ年間最優秀選手賞を受賞した。

 なお、リヴァプールは今夏の移籍市場ですでにU-21ハンガリー代表GKアルミン・ペクシや、オランダ代表DFジェレミー・フリンポン、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ、ハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズを獲得しており、ウッドマンは5人目の新加入選手となった。

 また、絶対的な守護神であるブラジル代表GKアリソンが所属しているリヴァプールは、今月初めにアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーをブレントフォードに売却した一方で、昨年夏にバレンシアから獲得したジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリが今夏にレンタル復帰する予定となっているものの、イギリスメディア『BBC』によると、チームを支える経験豊富な選手を求めていたことから、ウッドマン獲得に至ったことが伝えられている。
編集部おすすめ