ロサンゼルスFC(LAFC)は27日、元フランス代表FWオリヴィエ・ジルーと双方合意のもと契約を解消すると発表した。

 現在38歳のジルーはモンペリエ時代の2011-12シーズンにリーグ・アン得点王の活躍で同クラブ史上初の1部優勝に貢献し、2012年夏にアーセナルへとステップアップ。
6年半に渡って在籍したアーセナルでは、公式戦通算253試合の出場で105ゴールを記録した。その後はチェルシーやミランでもプレーし、2024年夏からLAFCに加入した。

 フランス代表では通算137キャップを刻み、歴代最多の57ゴールを記録。FIFAワールドカップロシア2018優勝も経験したベテランストライカーだが、メジャーリーグ・サッカー(MLS)では期待されていたほどの数字を残せず、LAFC加入後は公式戦通算37試合の出場で5ゴール3アシストにとどまっている。

 そんななか、ジルーとLAFCは契約満了の半年前に契約解除で合意し、同選手は29日のバンクーバー・ホワイトキャップス戦がラストマッチとなる。なお、フランスメディア『フットメルカート』などによると、ジルーはリールとの契約交渉を進めている模様で、13年ぶりの母国復帰に迫っているようだ。


【ハイライト動画】ジルーがクラブW杯で古巣対戦 チェルシー vs LAFC

編集部おすすめ