2016-17シーズン以来のプレミアリーグ復帰を決めたサンダーランドが、クラブ史上最高額での選手獲得に迫っているようだ。28日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。


 移籍金総額3000万ポンド(約59億5000万円)をストラスブールに支払い、セネガル代表MFアビブ・ディアラの獲得で合意に達したようだ。同じく昇格組であるリーズらとの争奪戦を制し、間もなくメディカルチェックや契約締結が行われる予定だという。

 現在21歳のH・ディアラは幼少期にセネガルからフランスへ移住し、2021年10月に17歳でストラスブールのトップチームデビューを飾った。守備的な中盤から攻撃的なポジションまで幅広く活躍する万能性を武器に、2022-23シーズンからレギュラーの座を勝ち取り、これまで公式戦通算102試合の出場で11ゴール10アシストを記録している。2024-25シーズンにはチームキャプテンを務め、ストラスブールのヨーロッパカンファレンスリーグ出場権獲得に貢献した。

 アンダー世代ではフランス代表を選択していたH・ディアラだが、2024年3月に故郷セネガルでA代表デビュー。これまで11キャップを刻み、4ゴールを記録している。

 サンダーランドでは2024-25シーズンのチャンピオンシップ・プレーオフ制覇の原動力となったU-21イングランド代表MFジョーブ・ベリンガムがドルトムントに完全移籍。H・ディアラは同選手の後釜としての活躍が期待される。
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