湘南と横浜FMの“神奈川ダービー”は残留争いの行方を争う一戦となった。
この残留を争う一戦は、横浜FMがボールを保持し、それに湘南は対抗する構図で試合が推移していく。横浜FMは34分、湘南自陣でボールを引っ掛け、素早いショートカウンターを繰り出す。ヤン・マテウスがペナルティエリア内でシュートを試みると、湘南DF陣は体を投げ出し、得点は許さない。
横浜FMペースで試合が進んだが、先制点を奪ったのは湘南だった。敵陣でボールを奪取すると、右サイドへ展開。鈴木章斗が早いタイミングでクロスを送ると、走り込んだ平岡大陽がヘディングシュート。GK朴一圭は反応できず、湘南が試合の均衡を破る。
反撃を試みる横浜FMは、61分に同点に追いつく。
79分にはアンデルソン・ロペスがヘディングシュートを放つもポストに阻まれる。さらに途中投入の宮市亮にも決定機が訪れるが、逆転とはならず。このまま試合は1-1で終了し、互いに勝ち点「1」を持ち帰ることになった。
次戦は7月5日に行われ、湘南はヴィッセル神戸と、横浜FMは横浜FCといずれもアウェイで対戦する。
【スコア】
湘南ベルマーレ 1-1 横浜F・マリノス
【得点者】
1-0 41分 平岡大陽(湘南ベルマーレ)
1-1 61分 エウベル(横浜F・マリノス)
横浜FMのエウベルが抜け出し同点ゴール