現在28歳のL・ディアスは母国のジュニオールFCやポルトを経て、2022年1月にリヴァプールへ活躍の場を移した。ここまで公式戦通算148試合で41ゴール23アシストをマークしており、2024-25シーズンのプレミアリーグ制覇にも大きく貢献。現行契約は2027年6月末まで残されているが、今夏の移籍市場では複数のクラブからの関心が囁かれており、去就には注目が集まっている。
バイエルンとバルセロナは依然としてL・ディアスの動向を注視している模様。バイエルンはリヴァプール側から同選手を売却する意思がないことを伝達されたが、未だ獲得は諦めておらず、スポーツ部門の取締役を務めるマックス・エバール氏が中心となって可能性を模索しているようだ。『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、バイエルンは正式なオファーを提示していないが、リヴァプールと連絡を取り続けているという。
また、急転直下でアスレティック・ビルバオ所属のスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの獲得に失敗したバルセロナもL・ディアスに強い関心を寄せているという。これまで2度に渡ってオファーを拒否されたバルセロナだが、L・ディアスをウイング(WG)の獲得候補の最上位としており、近々新たなアプローチで獲得を試みる予定と報じられている。ロマーノ氏によると、L・ディアスは今夏の移籍に興味を示しているようだ。
なお、リヴァプールとの交渉は極めて困難なものになると予想されることから、バイエルンやバルセロナは他の選択肢も検討しているという。